「逃げたGPライダーを追え!!」46  想定済み問答!!

想定済み問答!!

或る日、社長は、出掛けに、家を出た時から、車の後をつけられていることに気付いた。
タクシーだった。
「被害者が探偵でも雇って、俺の職場を探しに来たのだろうか??」・・・普段から警戒していたことだ。
レーサーだったのだから、車をまくこと位朝飯前だ・・・甘く見るんじゃない・・・そうして、社長は付けて来た車を見事にまいた。

次の日、見知らぬワゴン車が、社長の家の近くに止まっていた。
仕事から帰って来たところを、その見知らぬ車から出てきた男に呼び止められた。
そいつは、テレビ朝日のアナウンサー「小木」(テレビ朝日小木アナウンサー)と名乗った。
朝、自分の車をつけて来たタクシーは、テレビ朝日のスタッフだったのか・・・その時、社長は合点が行った。

「寒い。寒い」そう言って大急ぎで家の中に入ろうとした彼に、「話は車の中で」と、ワゴン車の中に招き入れられてしまった。
「マズイ」と一瞬思いながらも、彼は、こんな時の為に、何度も何度も頭の中で想定問答を繰り返し練習してきていた。

「俺には財産が無いから払えないんだ」
「この家は親の物だ。親は、あんたがしたことに責任は負えないと言っている」
「子供を〇〇幼稚舎にやっているのは、妻が何処からかお金を調達してきている からだ」
「今持っている財産は全て妻の物だ。それを処分しろとは言えないだろう」
「あの欠陥住宅は、建主のせいだ、俺に責任は無い」
「裁判所から命じられた金を払えと言うのなら、ブログを止めて、俺を更生できるようにしろ」

・・マスコミなんてチョロイ
もちろん、賠償金などこれからも払う気は無い。
被害者など、これ以上何もできないのだから。

テレビ朝日のディレクターは、最後に被害者にこう言った。
「人を信じてはいけません。あなたは、これからも誰も信じてはいけないのです。たとえ、それが私であっても」

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Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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