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犠牲になってしまう客

今年4月29日に起こった「関越自動車道の高速ツアーバス運転事故」では、46名の方が死傷されました。
この事故を受け、昨日、国交省から過労運転防止策としての案が出されました。
法律が見直され改正されるのは、常に多くの犠牲者が出た後であり、その度に「遅きに失した」悔しさがこみ上げてきます。
ディズニーランド行きを楽しみにして・・・娘に逢うのを心待ちにして・・・それぞれの夢を胸に、このバスに乗り込まれた方々を思う時、ハンドルを握るドライバー側に「客を目的地に届けるという使命」と、「客の命を預かるという責任感」が欠落していた事に、憤りを覚えずにはいられません。
私には今回のこの高速バスの事故と、欠陥住宅の問題には、類似点が沢山有るように思えてならないのです。
「清水建築工房」の社長には、建築士として「出来るだけ高い技術と知識を身につけ、誠心誠意、客の希望に添う努力をするという使命」と、「命を守る堅牢な家を造るという責任感」が欠けていた。
委ねられた側に、使命と責任感が無かったという点で、両者には大差が無いと言えましょう。
高速バス業界の熾烈な価格競争の中で、なるべく安い賃金でドライバーを雇う事によって、労働条件は厳しくなり、質も低下していきます。建築業界でも、儲けを優先するあまり、下請けを極力安い賃金で使い、その結果としてデタラメで欠陥だらけの家を造ってしまうという、同じ現象が起きています。
それぞれの業界が諸問題を抱えていたとしても、<客>には全く関係の無いことです。
関係が無いのに、犠牲になってしまうのは、<客>。非常に理不尽な話です。
総務省は2年前、高速バス業界に問題が生じている事を把握していたと言います。
にも関わらず、それを国交省が無視して取り合わなかった。問題を把握していながら、対策を取らなかった。今回の事故は起こるべくして起こったと言えるかも知れません。
もっと早く対策をとっていれば、今回のような犠牲者は出なかったでしょう。
建築業界にも同じような問題が起きている事を、国交省には知って頂きたいのです。
特に、修繕にも応じないし、損害賠償にも応じない、逃げの一手で欠陥を放置し続ける業者に対して、厳正な処分が下されるべきです。建築業界に逃げ得が横行するようになっては、悪のたまり場になってしまうでしょう。
今度こそ、犠牲者が出ないうちに、早急に対策を打ち出して頂きたいものです。
プロフィール

kekkanzyuutaku

Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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