誰も何も言う人はいなかったのか? どうしてだろうか?  ~その2~


前回紹介させて頂いた「誰も何も言う人はいなかったのか?」
という内容について、引き続き書かせて頂きます。

このブログの主が仰っているのは、
社長がどうしようもない人間であっても、何十人もの人が関わる工事
で、誰も何も言う人がいなかったのか?それはどうしてだろうか?
ということでした。 
確かに、良識の有る方が、この工事に関わっていたら、
「こんな工事でいいのか!!」とか、
「ここはこうしなくていいのか!!」と、
社長に忠告したのではないかと思います。
そうする事が、人間の良心というものです。
しかし、考えて見れば、欠陥が発覚し社長が逃げ回っている最中に、
私どもは、その頃はまだ、“人間の良心”というものを信じて、
工事に従事した方々や、社長の親族、友人知人等々・・・思いつく人々
すべてに手紙等で現状を伝え、力を貸して下さるようお願いしました
が、返事を下さる方、力を貸して下さる方は、誰一人いませんでした。
「類は類を呼ぶ」という諺通り、社長の周りには、同類の人間が集まっ
ていたという事なのでしょう・・私どもは、期待を裏切られる度に、人
が信用出来なくなり、救いようのない・・・砂を噛むようなも思いを、
経験する事になりました。

「清水建築工房」の大工さんは、清水社長の父親が連れて来た人だそう
です。
この大工さんにも、良心は無かったのでしょうか??
実際に工事に携わっていたのは大工さんな訳で、いい加減な手抜き工事
をさせられているという認識は、有った筈です。
***** 例えば、中庭の重いテラスドアの下2ヵ所に、基礎が欠けている
部分があるのですが、コンクリートで行わなければならない工事を、
木枠をはめ込んで終わりにしています。 
雨の度に基礎土台に漏水し、この木枠は腐れ、黴がはびこり、シロアリ
の餌になり、近々朽ち果ててドアが落ちる事くらい、当然わかりながら
工事をしていた筈なのです。家屋を支えなければならない土台となる
肝心な箇所です。素人だって予想がつく事です。

DSC00513縮小
 
 









工事中、私や妻は、毎日のように、菓子や飲み物などを差し入れに行き
大工さんと色々話をしましたが、裏で、そんないい加減な工事が行われ
ている事など、露ほども知りませんでした。
少しでもいい仕事をして頂きたいと思い、訪れる度に、労をねぎらって
おりましたので、大工さんにも裏切られた気持ちがしています。
性善説など、全く通用しない世界だということを、痛感させられました。
 
問題は、建物は、一度建てられてしまうと、どんなに
重大な欠陥が有っても、なかなか建て替えが認められ
ないということです。

「法律」が、そのように作られているです。 

家を建てる際に一番大事なのは、建物を支える基礎となる「地盤」で
あり「土台」な筈であって、そこに手抜きや欠陥が有ることは、住人の
命に直結する事であり、絶対に許されません。
それなのに、肝心の家を建てる側に、その危機感が欠落しているのです。
   ・「基礎の部分は、どうせ後からやり直しなんてできっこない
     んだから」
   ・「基礎なんか、覗いて見る人いないし」
   ・「直すにしても、表面だけ修繕してお茶を濁せば済む」

という考えで、問題の有る「地盤」や「土台」に、安直に、家屋を建て
てしまっています。
建築に限って、こんなにも偏って、<業者だけ>が守られているのは
なぜなのでしょうか?
買った物は、普通、傷が有れば取り換えてもらえます。
当然の事です。
それなのに、一生に一度の高価な買い物である家の購入の場合は、
取り換えて貰うことが出来ません。
誠意のない業者には、修理さえ、して貰うことが出来ません。
これは、「業者保護の法律」だからです。
業者が、違反建築を行っても、その責任は施主に有るのだそうです。
違反建築を直す義務が、施主に課せられているというのです。
業者保護の、明らかに偏った法律です。 
消費者が軽く見られ、馬鹿にされているとしか言いようのない法律です

   欠陥・違反建築緒を行った業者には、
   建て直しを義務付ければいいのです。

法律を改正すれば、業者は「欠陥の無いように!」注意深く工事を
進めるようになります。
なぜ?それが出来ないのでしょう?? 
県の職員は、「国会議員が建築業界と仲良しこよしだから」と公言しま
した。市の建築指導課長も、「常に建築業界からの圧力を感じる」と言
っています。
こんな弱腰では、国は、建築業界という砂糖に群がる蟻でしかない!!
業界との癒着が問題になっている韓国政府の体質と、日本だって、何ら
変わるものではありません。 
意識改革をし、職人のスキルを上げ、腐れきった建築業界を根本から
治療しなければ、迫り来る大災害時には、日本も、韓国の沈没船とは
比べものにならない悲劇をもたらし、世界から批判を浴びる事になる
でしょう。
度々繰り返される災害から、何も学んでいない国として・・

欠陥住宅を建てられた方々から、沢山のメールを頂戴しています。
皆様に共通しているのは、業者には性善説が通用しない事、
行政、司法、弁護士等への不信感で押し潰されている事です。 
私どもと同じような経験をされ、苦労されている方が、まだまだ大勢
いることを痛感させられます。
立法、司法、行政、そして建設業会に
現として存在している・・
解決が置き去りにされている根本的な問題。
それが集約して顕在化しているのが、
「欠陥住宅問題」です。
被害者の声を、一刻も早く、中央に届けなければなりません。


プロフィール

kekkanzyuutaku

Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
リンク
フリーエリア
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する