「逃げたGPライダーを追え!!」30 調停案の内容 その4 屋根の形が変わってしまった!!

調停案の内容 その4
 屋根の形が変わってしまった!!


最初の提案のあった屋根の形が変わっていたのである。
下記の絵は、清水建築工房の設計士Mが、知り合いの画家に書いて貰ったといって持って来た我が家の完成予想の絵である。
絵で見る限り、素敵な家である。
このとおりできると思っていた。
しかし、全く約束通りにはできていない。 
 IMG_0001家の絵1 縮小  IMG_0002家の絵2 縮小










その最たるものが屋根の形である。
絵で見るとおり、中庭が吹き抜けているので、屋根の中央が円形に欠けるようになっている。
中庭から上空を見上げると、空が丸く切り取ったように見える。
中庭が12角形の凝った造りだが、これは清水建築工房が、すでに一軒実績が有るからと提案してきたものである。
ところが、できあがりは、下記のように屋根に立ち上がりができた。
まるで煙突のある工場のようである。
DSC00207屋根縮小 






それは上棟の日のことだった。順調に屋上まで立ち上がり、屋根の工事をしている時だった。
突然、社長が屋上に来て呉れと被害者夫婦を連れて行った。
そして、こう言う。
「ここは、このままの施工では漏水の心配があるので、ここに立ち上がりを造ります。」
被害者夫婦は驚いた。
なぜ、この段階でそんなことを言うのか。
こういう形を提案してきたのは、清水建築工房なのだ。
防水上問題があるのだったら、最初からそんな提案をすべきではないだろう。
しかし、今屋根を施工している最中である。
そこで決断をせまられた。もちろん漏水すると言われ、そのまま施工して欲しいという者などいない。
どんな形になるか、その場では思いも描けないうちに、了承せざるをえなかったのだった。
私が調査を依頼した設計士は、立ち上がりなど造らなくても防水の処理はできると言った。
それなら、外観は契約違反なのだから、これは取ってほしい。
それが被害者側の主張であった。
これに対し、裁判所はどう判断したか?
「被害額の主張が無いので、賠償無し。」
それが結論である。
これは、当方の弁護士の弁護技術の拙さも原因したと思う。
確かに、この立ち上がりを直す為には、屋根全体を直さなければならない。
とても積算できるものでは無かった。
家を建て直すに等しかった。
しかし、家を建て直すだけの金額になっても、とにかく賠償額の主張をすべきだった。
裁判所は、賠償額はいくらですかなどと一言も言わず、黙ったままこのように賠償額の主張が無かったではないかと最後に突きつけてくるのである。
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Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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