「逃げたGPライダーを追え!!」 37 周到な逃走劇 その2

周到な逃走劇!!その2

賠償額には納得できなかったが、被害者である客は、やっと安堵した生活を送れると思った。
背負ってきた重い荷物がやっと肩から下ろせた感じだった。
しかし、あんなに頑迷だった社長がどうしてここに至って突然気が変わったのか。
裁判所の説得が功を奏したのだろうか。やっと自分の非を認めたのだろうか。
本当に何か、いい仕事でも入ったというのだろうか。
実は損害賠償など支払う気など、サラサラ無かったことがわかる。

社長は、誰かから知恵をつけられていたとしか思えない。
「裁判で負けても、こっちに財産が無ければ、差し押さえられないんだよ」
「妻名義、親名義、兄弟名義に書き替えて・・自分の名義にさえなっていなければ
それでいい」
「強制執行しても、財産を現金に換えておけば相手は何も取れないよ」
「逃げ回って、知らぬ存ぜぬで、遣り過ごせばいいんだよ」と。

何が何でも子供が〇〇幼稚舎に通う学費だけは、確保しなければ・・とそう思う。
豪邸も売れたし、準備が完了したところで、さっさと裁判を終わらせて、会社の看板を下ろして、夜逃げの準備をすればいい。
自分が財産整理をしていることを、被害者にも誰にも感づかれないようにして・・・財産を処分する時間が、ちょっとだけ欲しい。
だから、被害者には分割払いの第1回目の20万円だけは、結審した6月末に払い込んだ。
一回目が払われたことで、被害者はホッとして、油断するだろう。
会社のホームページも閉鎖した。
被害者の目をそらす為、個人のプログだけは、姿を消す直前まで続けた。
そして、7,8月と支払いを滞納した。引っ越し先を探し、家財道具をまとめて、9月4日、どこへ行くとも告げずに、行方をくらました。
それ以来、清水社長一家の行方は知れなくなる。

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Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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