建築業界に性善説は通用しない・・・建築業界にへつらうことのない欠陥住宅予防の仕組みづくりを!

この国では、家を建てる前に、施主は、弁護士以上に法律のことを勉強し、建築士以上に建築のことを勉強しなければなりません、
人を見抜く力、人を信じない覚悟、最後まで戦い抜く強さも必要です。

昔は、大工の棟梁が、見習い大工に専門の知識と技、そして何よりも大事な
“プロ意識をたたき込む”
という修業の道筋が有りました。

他国に類を見ない日本独自の高度な匠の技は、こうした環境の中で、長い年月を経て育まれたものです。

しかし、需要に供給が追い付かないという理由や、雇用を増やす理由で、昨日まで道具に触ったことも無い人間が、家を建てる現場に、簡単に参加出来るようになりました。

それならばそれで、国は、片方で、被害者を出さない為の策を講じなければならなかった
・・例えば、要所要所を押え、そのポイントをクリアしなければ、先に進めない
→家が建ち上がらない
→欠陥住宅が消費者に引き渡されないという
“予防の仕組みづくり”です。

肝心なその部分が、全く行われてこなかった。
何もしてこなかった結果、建築業者に「さあ、好き勝手に建てなさい。
何か有ったら、逃げ道は幾らでも用意してありますから」と言わんばかりの、加害者天国にしてしまったのです

地震大国において多くの圧死による犠牲者を出しながら、無策としか言いようのないこの国では、いまだに、命を脅かしかねない違反・欠陥住宅が建てられ、数千万円、億の金額で売り買いされています。

損害賠償が支払われない為に、違反・欠陥だらけの我が家は、修繕されないまま風雨に曝され、もはや、命を奪う凶器以外の何ものでもありません。

「地震が起きたら、ペチャンコに潰される前に、外に飛び出す」
・・それが、我が家の合言葉です。

何処の、何に問題が有って、現状に至っているのかを、一番良くわかっているのは、被害者たちです。

国が、「今後10年間で住宅の耐震性の向上を目指す」「犠牲者を半分にする」と言うならば、真摯に被害者たちの声を聞き、業界を有るべき健全な姿に導くべきであり、今こそ、本腰を入れて、建築行政の在り方について、根本からしっかりと考え直し、具体的に「震度7の揺れに耐えられるような、安全性の高い住宅が消費者に引き渡される“道づくり”」を行うべきです。

建築業界に性善説は通用しません。

国は、建築業界の大きな力に阿る事無く、へつらう事なく、「絶対に被害者を出さない」「被害者を守る」という揺るぎの無い立場に立って、是非、改革を行って頂きたいと思います。

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kekkanzyuutaku

Author:kekkanzyuutaku
欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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