調停って何でしょう。

 しばしば登場している調停ということについて、少し説明させていただきたいと思います。

東京地方裁判所では、建物の欠陥について争われる時には、まず調停にかけられます。調停とは、お互いの和解の道を探るものです。お互いの意見を聞き、調停案を出し、お互いが合意できれば調停が成立します。そこで、成立しなければ、本格的な裁判ということになります。訴状を出して翌々月ぐらいから、調停が開始されました。最初は出席できず、弁護士にだけ出てもらいましたが、第2回目からは、全回、妻といっしょに出席しました。毎月1回行われます。もちろん平日ですから、仕事を半日休む必要があります。それも負担になるものです。日程は、ほとんど裁判官と弁護士の都合で決められますから。

最初は、証拠書類のやり取りだけで終わってしまいます。ほんの5分ぐらいで終わってしまうこともありました。しばらくすると意見を言い合う場面も出てきます。

 何回か証拠書類のやり取りをした後で、現地調査ということで、現場を見に来ます。裁判官も、調停員も来ます。現地で、原告と被告双方が意見を言い合います。現地を見るのは、この1回だけです。全て見せないといけません。後で出しても、見ていないものは裁判所では、あまりとりあげてくれません。ですから、これが大きな山場になります。その後、またやりとりした後で、裁判所は調停員と合議し、調停案を出してきます。これでお互いに合意できれば、調停が成立し、判決と同じ効力を有することになります。調停が成立しないと、正式な裁判手続きに入ることになります。
 

 調停の場はこんな感じです。

 調停は狭い部屋で行われます。テレビに出るような法廷ではありません。正面に裁判官が座り、左右に一人ずつ、二人の調停員が同席します。そしてテーブルを挟んで、対面するように、原告と被告双方が座ります。調停員の一人は、建物の専門家という方、もう一人は法の専門家ということで、弁護士でした。建物の専門家という調停員が曲者です。これにどんな人が選ばれるかで、調停の結果が大きく左右されます。


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欠陥住宅を建てて逃げた茅ヶ崎市の清水建築工房の社長を追っています。御存知の方はお知らせください。

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